・手の震えが時々見られるが、副作用なのかは不明。主治医に相談し経過観察中。
・夜間の排泄時は歩行にふらつきが見られる。
(2)身体的痛み、便秘・不眠・空腹等による苦痛の影響は考えられますか?
・腰痛があり、痛み止めを服用している。往診時は「腰が痛い」と訴えるが、普段は訴えない。自分で湿布や軟膏を管理している。
・夜間、眠れないことがあり、居室でテレビを見ていたり、菓子パンを食べたりすることがある。
(3)悲しみ・怒り・寂しさ等の精神的苦痛、また本人の性格等の影響は考えられますか?
仕事中に交通事故に遭ってから、手術や入退院を繰り返し、体が思うように回復せず、仕事も出来なかった。
(4)音・光・味・臭い・寒暖等感覚的な苦痛を与える刺激の影響は考えられますか?
夏場は居室の窓を開けるとボイラーの排気が入ってくることがあり、苦情を言っていた。
(5)家族・介護者など周囲からの過剰、あるいは少なすぎる関わりの影響は考えられますか?
・離婚歴があり、子供が3人いるが、連絡が取れず、しばらく会っていない。
・母親が一人暮らしをしているが、体調が悪く、外泊など、受け入れられないことがあった。
・弟が保護費の支給日に付き添いで郵便局まで同行してくれるが、お金の管理は本人任せで、「本人のお金だからしょうがない」と関わりを持たない。
(6)障害程度・能力の発揮に対して、住まい・器具・物品等物的環境による影響は考えられますか?
・以前生活していた公営住宅に、家財道具が置いてあり、鍵も自分で持っている。いずれは自宅に帰って一人暮らしをしたいという思いが残っている。
・お金に困った時に、質屋に品物を預けたことがあり、品物の受け渡しや支払いで金銭のトラブルがあった。
(7)要望・障害程度・能力の発揮と、アクティビティー(活動)とのズレによる影響は考えられますか?
・お金を計画的に使用することが出来ないが、お金に対する訴えが強く、自分で管理していたい。(入居費を支払わず、飲酒や買い物が優先されてしまう)
・一人で自宅まで歩いて行ったことがあった。(選挙前に自宅に投票用紙が届いていないか見に行った)
(8)生活歴・価値観等に基づいた暮らし方と、現状とのズレによる影響は考えられますか?
警察のお世話になったことや、自分がどんな存在なのかを、お酒の勢いを借りてすごむことがある。