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HDS-R

(エイチディーエスアール)

長谷川式認知症スケール(HDS-R)

認知症か否かを評価する尺度として使われているもので、昭和49年に「長谷川式簡易知能評価スケール」として開発されました。平成3年に改訂され、現在では長谷川式認知症スケール(英訳を略してHDS-R)とよばれています。質問項目は9問で、満点は30点、20点以下の場合に認知症の疑いがあると評価されます。心身が不調な時には点数が低くなる傾向がありますし、また認知症になっても高学歴の人や初期の場合には高い得点となることがあります。本スケールはあくまでも補助的な検査であって、この結果だけでは認知症と診断することはできません。また実施にあたっては十分な説明をすること、検査を受ける人の了解を得ることが必要です。

監修:認知症介護研究・研修東京センター

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