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認知症

(ニンチショウ)

認知症とは、もともと正常に発達した知能が、その後の病気や障害によって、持続的に低下した状態のことです。したがって、認知症は、一つの病気の名前ではなく、様々な原因で知能が低下した状態の総称として名付けられた用語です。我が国では、以前は痴呆という言葉を使っていましたが、この言葉は侮辱感を感じさせる表現であることから、厚生労働省は平成16年12月に、行政用語としての「痴呆」を「認知症」に改めました。その後多くの学術団体も学術用語として「認知症」を使うことになり、今日は「認知症」という言葉を使うようになっています。

監修:認知症介護研究・研修東京センター

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