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思考展開シート 事例66

本人の言葉や状態
  • ・「目薬をさしてほしい。」との希望が5分~15分おきに頻繁にある。点眼を行ったスタッフが説明するが、「どこでさしたの?今日はまだ一度もさしていないじゃない!」と激怒する。

    ・目薬をさした1時間後ごろより、「目薬をさしたせいで眼がつぶれてしまう。別の目薬をさしているんじゃないの?いい加減、眼医者へ連れて行ってちょうだい!」とわめきたてる場面もある。薬や医療に依存心が強い傾向が見受けられる。
    * ・リビング内で食事する際、「まぶしいから眼が痛くて。」と話し、夕食時に、「居室で食べたい。」との要望が聞かれることが多い。「まぶしいから目がつぶれる。」と話すこともある。

    ・困ったときは、家族に連絡をしてみたいとの要望がたびたび聞かれていたが、ここ数カ月はその要望があまり聞かれなくなっている。

    ・目薬をさしたという認識がなく、訴えが頻繁に聞かれている。短期記憶障害の進行が見受けられる。

    ・他者に物を盗られる恐れを感じており、たんすを他人にいじられないように細工をしたりしている。
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(1)疾病や薬の副作用等の影響は考えられますか?
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(2)身体的痛み、便秘・不眠・空腹等による苦痛の影響は考えられますか?
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(3)悲しみ・怒り・寂しさ等の精神的苦痛、また本人の性格等の影響は考えられますか?
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(4)音・光・味・におい・寒暖等感覚的な苦痛を与える刺激の影響は考えられますか?
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(5)家族・介護者など周囲からの過剰、あるいは少なすぎる関わりの影響は考えられますか?
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(6)障害程度・能力の発揮に対して、住まい・器具・物品等物的環境による影響は考えられますか?
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(7)要望・障害程度・能力の発揮と、アクティビティー(活動)とのズレによる影響は考えられますか?
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(8)生活歴・価値観等に基づいた暮らし方と、現状とのズレによる影響は考えられますか?
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