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国内で収集した事例を掲載しています。
思いついたキーワードで事例を探すときは、「一般検索」を使います。
例えば、「BPSD」、「徘徊」、「アルツハイマー認知症」など。また、特定の分野に絞り込んで探すときは、「カテゴリー検索」をご利用ください。

事例No. 1 掲載日 2009-04-01 00:00:00
タイトル 私の気持ちをわかってほしい
事例の状況 車いすで自由に移動しておられるが、職員を見ると「行こう、行こう」「ご飯、ご飯」と何度も同じ言葉を大きな声で繰り返される、その都度、説明をしているが徐々に「バカたれ」等の言葉に変わり、激しくなっている状況で、他の方とトラブルになることも出てきている。専門医に相談するが性格的な問題もあるとのことであった。
キーワード 介護者と本人のストレス
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事例の詳細へ 「絵で学ぶ事例」をご覧ください。 
事例No. 2 掲載日 2009-06-30 00:00:00
タイトル 怒ることが唯一の感情表現。Aさんの想いをもっと知りたい。
事例の状況 愛煙家で、自宅で主に寝ながら煙草を吸うことが多く、自室は焦げ跡や中には大きな穴が開く物も多く見られる。家族が仕事のために、日中独居になるが、火事が心配なためデイサービスの利用を開始した。デイサービス利用時は煙草の本数も少なく、デイサービスを心待ちにしている様子が見られており、最初週2回の利用だったが、現在は週3回、本人からもう少し増やしたいとの希望も聞かれる。普段は自分の感情を表情に表わすことはなく、その反面ちょっとしたことでかっとなりやすい面があり、最近顕著に表れるようになってきた。
キーワード かっとなり怒ることが多い。本人の気持ちをくみ取ることが難しい。
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事例No. 3 掲載日 2010-06-30 00:00:00
タイトル 自分で自分の願いがかなえられないイライラ
事例の状況 Aさんは施設生活の不満を口にする。「他人が部屋に入る。」「道具を全部家に置いてきてしまった。」「いつになったらここをやめさせてもらえるのか。」等。特に洋服に関しては、「盗られた。」と、徘徊のある3名の利用者を敵視し、暴言、時には手を上げる事もある。洋服を自室に置き、本人が選んで着替えられるように配慮してみたが、衣装ケースの奥やかばんの中に隠すようにしまい込み、同じ服を着続けている事も多い。まだ残暑の1週間、娘が送ってきた秋物をずっと着ていたため、入浴日に一緒に着替えを選ぼうと誘うと、「ろくなものがない。」「ここに洗濯出すと返ってこない。」と拒否。「明日帰るから。」「今朝着たばかり。」と表情が険しい。いつも一緒の女性入居者にも、「あんたたちもどうせ帰るんだからそのままでいいわよ。」と強い口調で同意を求める。その後その入居者が入浴に行ったためついて行く。こちらで用意した似たデザインの服に対しては、特に反応なく着替える。
キーワード 不信感。選ばせてもらえない。選べなくなった。何もかも無くなる。
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事例No. 4 掲載日 2009-06-30 00:00:00
タイトル 診断名がついたとたんに「厄介な人」と誤解される
事例の状況 Aさん(50代前半男性)は現在HDS-R14点、病院で診断を受け、ピック型認知症である。中核症状は進んでいるがBPSDは目立たずにこれまで在宅療養を続けてきた。ピック型認知症の症状として「無頓着さ」「恐怖感の減少」などはあるが、興奮や暴力行為は全く見られない。にもかかわらずこの病名のためにいくつもの施設から、「対応できない。」と拒絶される。ケアマネジャーと地域の訪問看護師が熱心にかかわってくれるが、本人に残る自負心が強く、これまで介護保険のサービスを使えずにきた。
キーワード ピック型認知症。偏見。心の傷。
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事例No. 5 掲載日 2009-08-04 00:00:00
タイトル :自分の「よるべなさ」をわかってほしい
事例の状況 80代半ばになるAさん(女性)は独居である。ここ数年の間に「うっかりミス」が激増して自信を失ってしまった。自分の「よるべなさ」を嘆き、何とかして今のうちに適切なケア、治療を受けたいと願っているが、かかりつけ医も、「まだしっかりしている。」と話を真面目に聞きいれてくれない。娘も、「お母さんはまだまだ大丈夫。」と聞く耳を持ってくれない。介護保険の申請時には持病の腰痛で要介護 1 が出たが、自分の願いは体の面ではなく、この「物忘れ」を何とかしたいことと、このやるせない気持ち真面目に聞いてほしいことである。日々の生活は自立している。
キーワード 認知症への不安。よるべなさ。利用できる所がない。
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事例No. 6 掲載日 2009-08-04 00:00:00
タイトル 認知症の理解促進と認知症症状進行の受容に関する支援
事例の状況 およそ8年前アルツハイマー型認知症と診断され、その間在宅介護の期間を経て、今年、施設入居となった70代後半男性Aさんの事例。認知機能の低下が見られるが、日常生活動作に支障はない。家族の面会は月に数回あるが、妻は面会に来ても「本当は会って話がしたいけど、帰りたいといって私に付いてくる姿を見たくない・・・」「私に会ったら帰りたくなって主人が辛い思いをするのではないか・・・」と言って、施設の玄関先で帰ってしまったり、直接会うことは避け、涙を浮かべながら遠くからAさんの姿を見つめていることがある。しかし、Aさんは妻と会うと非常に嬉しそうな表情を見せ、家族との時間を楽しみにしている様子も伺われる。本事例は、妻に対し認知症の理解を促し、夫の認知症症状の進行に対する受容を促進することで、夫婦互いの想い(一緒の時間を過ごしたい)の実現に向けた計画を立案するものである。
キーワード 家族に対する認知症理解の促進。家族支援。職種間の連携。障害の受容。
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事例No. 7 掲載日 2009-08-25 00:00:00
タイトル 帰宅願望があり毎日緊張して生活している。
事例の状況 朝「今日帰るの?」と1日がスタートする。朝起きると帰ることを念頭に置き、生活している。その都度、お茶、会話、お手伝い等お願いしている。生活に切れ間のないように対応しているが、ふとした瞬間に「帰ります。」と帰宅願望が出てしまう。外に出ると民家へ飛び込み、暴言暴力と迷惑を掛けたことがある。
キーワード 帰りたい。一人外出。暴言暴力。
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事例No. 8 掲載日 2009-09-04 00:00:00
タイトル 大声で「おしっこ~!!」「お茶~!!」と叫ぶAさん
事例の状況 ホールには「おしっこ~!!」「お茶~!!」「死にたい!!」「早く!!」というAさんの声が毎日響き渡る。お茶を渡しても、トイレに誘導しても、訴えが止むことはほとんどない。職員はできる限りの対応をしているが、他の利用者の対応に追われてAさんの訴えに対応できないときがある。そういった場合はさらに叫ぶ声がエスカレートし、他の利用者からAさんに、「うるさい!!」との罵声が浴びせられる。周りでAさんの叫び声を毎日のように聞いている他の利用者にはいらいらが募り、Aさんに対する非難の声があちこちから上がっている。また、Aさんの訴えが多く、周りの利用者が訴えを言いづらい環境を作ってしまっているようにも感じる。
キーワード 同じ訴えを何度も繰り返し叫ぶ。訴えが止まない。周りからの非難の声。
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事例No. 9 掲載日 2009-09-07 00:00:00
タイトル 調理に夢中になり、調理以外のことが目に入らないAさん
事例の状況 Aさんは、ホームの調理に毎日のように入る。しかし、見守りがないと、冷蔵庫の食材を勝手に出しては手洗い不十分な状態で食品に触ったり、日常的につまみ食いすることも多い。休憩はほとんど取らず、休憩を取ってもらおうとすると、「もういい、家に帰る。」と不機嫌になる。他入居者が調理を手伝っていると、「私がするから。」と、仕事を取り上げてしまう。また、食材の在庫を気にかけ、朝から就寝時まで、「足りない、足りない。」と、かつての調理主任時代と思い違いをしているのか、毎日、頻回に冷蔵庫を開けて確認し、「注文をしないと。」と、調理主任時代の注文先に電話を掛けようとする。
キーワード 下肢の浮腫がみられる。他人を威圧する態度がみられる。転倒。調理に熱中しすぎる。
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事例No. 10 掲載日 2009-09-14 00:00:00
タイトル 高次脳機能障害と認知症の狭間の症状を示すAさん
事例の状況 若年で3年程前に転落事故により高次脳機能障害を患い、入所したAさんは、老年特有の認知症も患っており、高次脳機能障害と認知症にみられる認知機能の低下の自覚に関して、ある時とない時が混在しており、どちらに重きをおいて対応すればよいか判断がつかないことが多々ある。例えば、日中の排泄は自立であるが、夜間は尿失禁してしまうことがよくみられる。横になった状態では便をすることは困難なためであろうか、便のときは無理をしてでもトイレに向かう。尿失禁をしてしまう理由として、1.高次脳機能障害のため、職員の声掛けでトイレに行くことの理解や動作の困難さ、また職員の声掛けの技術がAさんのそのときの状態に対して合っていない。2.認知症によりトイレに行くことを忘れ、尿意を感じていない時点ではトイレ誘導が難しい。3.腰椎圧迫骨折の手術が完了していない(術中、本人の拒否があったため)ので痛みのために起き上がりが困難であること。プライドも高く、尿失禁後数時間は職員の声掛けにも耳を貸さず、そのままの状態でベッド上で過ごすこともある。また、年間を通してAさんの状態は非常に波があり、不穏時の周辺症状も年々変化しており、幻視や妄想、作話が顕著にみられる。昨年の夏はトイレ以外(自室)に排泄をされることがあり、また女性入所者に対し、性的欲求を訴えることが毎日あったが、冬頃にはなくなっていた。現在の精神状態は比較的安定しているが、波がくることを懸念している。
キーワード 記憶障害の自覚の有無。職員の声掛けの無視。尿失禁。
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事例No. 11 掲載日 2009-09-17 00:00:00
タイトル 字が書けないことや段取りが組めずに次へ進めないと訴えるAさんとの取り組み
事例の状況 当初から失行、失認等の症状もあり、活動の行いづらさはあっても、Aさんは「できなくて元々だ。」とチャレンジすることが多く、話し合いながら活動を進めてきた。定期的に病状や活動内容等について話し合ってきたが、段取りがわからない等とできないことが増え、最近では「書くこと」や「最後まで自分で成し遂げる」ことが思うようにならなくなってきた。Aさんは、出現してくる様々な症状から生きづらさと直面しながらも、前向きにできることを見据えて続けていこうという意志は強かった。反面、そのような気持ちであっても現実のこととしてできないことにぶつかることはつらく、「自分だけでは何ともできない。」と話すこともあった。
キーワード 字が真っ黒に見える。 一瞬に消える。 つながらない。 さっきしてたことがなくなる。
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事例No. 12 掲載日 2009-10-14 00:00:00
タイトル 衣類へのこだわり~戻ってこない衣類、盗まれた上着の行方は?
事例の状況 Aさんは、「衣類が戻ってこない。」と言い険しい表情になり、たびたび施設内の洗濯室へ向かう。洗濯室からは随時返却しているため、Aさんの言う衣類は洗濯室には見当たらない。気分転換のため散歩などに誘っても、衣類に対しての思いはおさまらないため、Aさん自身に洗濯機で洗濯をしてもらうケアプランに変更し、自室に干すようになった。Aさんに洗濯してもらうようになってからも、「戻ってこない。」と言うが、自分でしていることを説明すると、「ああ、そうだった。ありがとう。」と言い落ち着いていた。最近になり再び、「物干し場へ見に行かせてくれ。」と険しい表情が見られるようになった。自分でしていることを説明しても、「前の物が返ってこない。」「また盗まれた。」などと言う。Aさんの中では盗んだ犯人を特定の利用者であると思っている様子で、直接本人には言わないが、職員へ度々訴えている。
キーワード 衣類へのこだわり。 思いこみによる感情変化。 特定の方を犯人扱いする。 洗濯することでの確認。
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事例No. 13 掲載日 2009-10-26 00:00:00
タイトル 他の入居者の介助をしてしまうAさん
事例の状況 Aさんは職員を見ると、「先生、何をしましょう?」と、一日中一人の職員の後を付いて歩く。職員はAさんに、食堂の掃除や、食事の準備、おしぼり巻きなどを手伝ってもらったりしている。洋裁が得意ということもあり、他の入居者の洋服の修繕等お願いするとしてくれるが、手早くすぐに修繕を終えてしまう。日中は他の職員もいるため、Aさんとの関わりは持てるが、夜勤明けの早朝時に、他の入居者の介助をしてしまう。寝ている人を車椅子へ移乗させようとして転倒したり、トイレットペーパーを口の中へ入れたり等Aさんが関係していると思われる事故が増えてしまっている。
キーワード 寝たきりの方を車椅子へ移乗させてしまう。 立てない方を立たせ歩かせてしまう。食べられない物を他の人の口の中に入れてしまう。
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事例No. 14 掲載日 2009-10-29 00:00:00
タイトル ほぼ毎日、「子供が迎えに来る」と言って玄関に朝からずっと張り付く
事例の状況 Aさんは、ほぼ毎朝、「子供が迎えに来る。」「子供から連絡があったので帰る。」と言ってはエレベーターで1階まで車椅子を自操し、玄関口でじっとしている。入浴の時間や昼食の時間などで職員が声をかけるが、その都度甲高い叫び声をあげて拒否する。また、食事を玄関に持っていっても同様の反応をする。どの職員が声をかけても同じであり、興奮状態が続くと歩き出して硝子戸を物でバンバン叩くので、最近は職員も刺激を与えないようにそっとしている。夕方になって自室に戻ることもあるが、調子が悪いときは一晩中玄関口で過ごすことがある。無理強いしても結局はまた戻ってくるので、より興奮させるだけで逆効果でもある。エレベーターや玄関は共有空間であり、制限することもできず、職員の課題となっている。
キーワード 帰宅を訴える。 声かけに対して興奮して大声を出す。 暴力を振るう。 食事、排泄、入浴、服薬を拒否する。 無理に立ち上がり転ぶ。 眠らない。
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事例No. 15 掲載日 2009-11-22 00:00:00
タイトル 食事場所へのこだわり、他利用者のやり方への批判から絶えないトラブル
事例の状況 Aさんが入所するまでは、利用者の食事の席は特に決まっておらず、その時々に合わせて座っていた。Aさんは入所当初より自分の席を決めてしまい、他の方が座ろうものなら、「何をするんだ!私の場所だ。」と怒鳴り声を上げてしまい、大抵の利用者は剣幕に押されて場所を空けてしまうが、気の強い利用者は負けずに言い返すためにたびたびトラブルになってしまう。おしぼりたたみなどをしてもらっても、やり方が少しでも違うと大声で注意をするなど、周りを萎縮させてしまう場面が見られる。そのような場面が見られた場合は、職員が中に入りすぐにおさまっているが、たびたび起こっている。
キーワード 他者への批判。席への固執。トラブルへの介入。
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事例No. 16 掲載日 2009-11-28 00:00:00
タイトル 「家へ帰らなければ」と出口を探すAさん
事例の状況 Aさんは、「家へ帰らなければ」と出口を探し、利用者Bさんの部屋に入ってしまう。Bさんが、「ここからは出られないのよ。」と話しても、Aさんは強引に部屋に入って行き、ベランダから出ようとする。あまりにも強引に「出て行く。」と言い張るので、Bさんが、「出来るならどうぞ。」と言うと、床頭台を動かし、雑誌やティッシュボックス、洋服などをベッド上に散乱させてしまう。
キーワード 出口はどこかしら。
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事例No. 17 掲載日 2009-12-01 00:00:00
タイトル 糖尿病があり、食事量が決まっているがもっと食べたいAさん
事例の状況 Aさんは、食事が終わった後も落ち着きなく他の食事を食べている人の周りを歩き回っている。Aさんの席に誘導しお茶をすすめる。職員が他のコール対応でその場を離れて戻ってみると、Bさんの脇に立って、右に箸を持って左手で一口大のパンを食べていた。「これはAさんの食事ではありませんよ。」と言うと、「そうなの…」と言っていた。
キーワード もっと食べたいのに。
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事例No. 18 掲載日 2010-01-14 00:00:00
タイトル 「眠れない」が口ぐせのAさん
事例の状況 Aさんは、他の入居者が静かに寝静まる21時以降も自分の居室でテレビを見ていることが多い。そっと足音をしのばせて、「眠れる薬ある?毎晩もらっているんだけど・・・」と夜勤職員に聞くことが習慣となってしまった。家族の情報では在宅でも睡眠薬を永年服用していたという。センター方式B2(私の生活史)の情報がぴんと来て、「Aさん、私も眠れないの。一緒に一杯やろうよ。」お砂糖を一さじ入れた湯呑みのお茶に、つまみは残り物の漬物。静まり返った食堂の片隅に明かりは電気スタンドひとつ。Aさんは「効くねー。何だか目が回って眠くなったよ。」千鳥足で自分の居室に向かったAさんは、朝までぐっすり眠ることができた。
キーワード 通帳がない。誰も教えてくれない。センター方式B1私の家族シート。どう対応したらいいのか。ぬくもり。
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事例の詳細へ 「テキスト形式事例」をご覧ください。 
事例No.18と事例No.19は同一のケースを対象とした事例です。2つの事例を基に「絵で学ぶ事例」を制作しています。 こちらからご覧ください。 
事例No. 19 掲載日 2010-01-14 00:00:00
タイトル 「眠れない」が口ぐせのAさん
事例の状況 「通帳がないよ。○○が持っているっていう書付があるから、電話貸して。」怒った表情で、周囲が寝静まった頃にAさんが言ってきた。一緒にお茶飲みすると落ち着いて「おやすみなさい。」と自分からベッドへ戻った30分後に、再び泣き顔で出てきた。「もう死にたいよ。どうして誰も教えてくれないのよ。通帳を持って行ったことを…。」とっさに震えているAさんを抱きしめた。どう対応したらよいか、慰めの言葉も思いつかず、私がAさんだったら泣くだけ泣けばサッパリすると思った。もう一度お茶をすすめてから、二人でAさんのベッドに入った。背中からAさんの嗚咽とぬくもりが伝わり、静かな眠りに入っていった。
キーワード 通帳がない。誰も教えてくれない。センター方式B1私の家族シート。どう対応したらいいのか。ぬくもり。
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事例No.18と事例No.19は同一のケースを対象とした事例です。2つの事例を基に「絵で学ぶ事例」を制作しています。 こちらからご覧ください。 
事例No. 20 掲載日 2010-01-14 00:00:00
タイトル 修理していると言いながら破損行為を続けるAさん
事例の状況 最近入所したAさんは、落ち着きなく歩きまわること「疾の如し」風で、すり足音無しである。日常生活における本人の状況理解が困難であり、ユニット内各居室に設備されている洗面台の水道蛇口の方向を変える、排水口開閉レバーを外す、水道管付属の備品金具の取り外し、消火器を取り外し場所移動をする、廊下や居室入り口等に付いている手摺りを力一杯に持ち外そうとする、リビング内のソファー・テーブル・椅子・テレビを移動する、食事用スプーンを半分に曲げてしまう、という破損行為がいつの間にか行われている。また、ベランダの鍵、非常口ドアの鍵、トイレドアの電動開閉ボタン等の破損も続いている。 これらの行動に対して、家族から「家では修理することが好きで、何時でも直していた。」との情報を聞き納得したが、他の利用者に迷惑がかかってはいけないことでもあるので、関わりの時間を多く持つよう、特に職員の手薄になる時間帯にAさんの傍にて寄り添うことを話し合い、行っているが、それでも破損事故は止まらない。
キーワード 自分の仕事を見つけた。 修理とは何か。 仕事している時が一番楽しい。
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