[ 2019年11月08日掲載]
認知症を学び、専門職や地域の方と出会う場所「土曜の音楽カフェ♪」令和元年12月開催のお知らせです。
いつも「土曜の音楽カフェ♪」にご参加いただきありがとうございます。
今回は宮城大学 助教 德永しほさんから「看護師と考える認知症ここだけの話」と題し、講話をいただきました。
看護師というとナイチンゲールが有名ですが、彼女は戦争で傷ついた兵士のケガの手当てはもちろん、どのようにしたら兵士が快適に過ごせるかを考え、劣悪だった施設の環境を快適な環境へと変えていったとのこと。
徳永先生は学生にも、看護する上で大切なのは、「目の前の方がどうしてほしいのかを『その方の身になって』考えてみること」だと話しているそうです。
実習で、不機嫌な態度をとる認知症の方の対応に苦慮している学生に、その方の身になって考えることの大切さを気づかせ、対応を変えたならば、3週間の実習が終わる頃には二人で談笑しながら散歩するほど打ち解けていた・・・等、実体験を交えてお話しいただきました。
また、“看護師”と聞くと、“病院にいて病気になったときにお世話になる人“というイメージが強いですが、それだけではなく介護施設や地域包括支援センターなど様々な場で「予防」「健康維持」という観点からも活動していらっしゃるそうです。
そして看護師は常にその人の「人生のサポーター」であり、その方が「どのような人生を歩みたいか」を一緒に考えているとのこと。
自分がどのようにしたいかという要望を率直に伝えることが、より的確なアドバイスをもらえるのだと思いました。
具合が悪くて通院したときはもちろんのこと、健康講座等で機会があれば看護師の方に相談してみてはいかがでしょうか。
「土曜の音楽カフェ♪」には、地域の方、相談員や介護職員などの専門職も多数在席していますので、出会いと相談の場でもあります。
資料コーナーでは近隣の相談先、カフェの案内等がおいてあります。ご自由にお持ちください。
ぜひ「土曜の音楽カフェ♪」にお越しください。
そして、認知症や高齢化についてゆるやかに学び、音楽を聞きながら語り合いませんか?
次回12月7日のミニ講話は、仙台ほでなす会のみなさんの「年に一度の落語の会~笑ってこらえないでください~」です。
日 時 |
令和元年12月7日(土) 13:30~15:15ごろ |
場 所 |
東北福祉大前駅 ステーションカフェ(駅の目前です)
※駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください。 |
交 通 |
最寄り駅
JR:東北福祉大前駅 |
参加費 |
無料(コーヒー、紅茶、お菓子を用意しました) |
申込み |
申し込み、予約は特にいりません。誰でも参加できます。 |
チラシ |
こちらからダウンロードしてご利用ください。チラシ |
お問合せ先 |
認知症介護研究・研修仙台センター TEL 022-303-7550(平日9:00~17:30)
国見地域包括支援センター TEL 022-727-8923(平日9:00~17:30) |
今回のテーマ 「年に一度の落語の会~笑ってこらえないでください~」 |
【第1部】 13:30 |
カフェタイムと音楽 |
【第2部】 14:00 |
ミニ講話 「年に一度の落語の会~笑ってこらえないでください~」
仙台ほでなす会 |
【第3部】 14:30 |
カフェタイムと音楽 |
【第4部】 14:50 |
Q&Aとカフェタイム |
※公共交通機関をご利用ください。
※介護相談コーナーもあります。(介護者・ご本人大歓迎)
※見学も大歓迎です!(多数の場合は事前にお知らせください。)
♪東北福祉大学と仙台市の認知症対策推進協定(平成26年12月締結)の一環で開催されています。
♪♪認知症カフェは、国の認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)に位置付けられています。
今後の予定:
令和2年2月1日(土) 13:30~15:15ごろ
テーマ:「お薬との良い付き合い方、悪い付き合い方 」 寺岡調剤薬局 森川雄一 さん
※いずれも、場所、時間は今回と同じです。
問合せ
認知症介護研究・研修仙台センター 連絡先 022-303-7550
(平日9:00~17:30)
国見地域包括支援センター 連絡先 022-727-8923
(平日9:00~17:30)
- 関連情報
- 本センターの研究成果をとりまとめた「研究報告書」を掲載しています。
「センター研究報告書」をご覧ください。
- 仙台センターの概要についてはこちらをご覧ください。
「仙台センター情報」をご覧ください。