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研修情報

認知症介護指導者の紹介/東京センター

赤沼 フサ枝 (大府センター第2期生)
地域ケアの現状について

介護老人保健施設アロフェンテ彦根

地域の特徴

 介護老人保健施設である当施設は平成10年9月に100床、通所40人定員で開設されました。この地域は厚生労働省滋賀県のモデルとして昭和50年代に 市町と病院で寝たきりにさせない取り組みが行われ、また認知症老人対策は昭和60年代には始めており、在宅ケアを 支える取り組みとしてデイサービス・訪問看護や認知症高齢者支援のデイケアやボランティア育成など積極的な取り組みの経過があり、介護保険導入までの準備 が出来ていたと思います。デイサービスは各市町村で実施のほか民営の事業所のレベルは高いと思いますが、認知症老人 の増加に対してはまだまだ質量ともに不足していると思います。老人保健施設が開設されますと、在宅ケアをカバーする利用のしかたよりも、家族がいても在宅 ケアにはならず、入所が長期化する傾向があります。しかし、息子・娘と離れて暮らしている独居老人・老人夫婦世帯が多く 、独居で認知症高齢者となった人の在宅介護の問題は切実な問題です。また、訪問介護の活用が伸びない現実があります。

施設が取り組んでいる地域ケアについて
 在宅介護の支援のために老人保健施設で常時7ベッドはショートステイのために活用しています。系列施設として、訪問看護、訪問介護、在宅介護支 援センター、居宅介護支援センターがあります。今年度は、家族と利用者の介護について話し合う機会を、専任ケアマネジャーを補佐し ながら私も関わっていこうと思っています。サービス計画は、入所期間中にリハビリテーション・体調などの評価と実践をきちんとすれば、ケアマネジャーに よってその後のケアの継続性に役立つように活用してもらう方法を試作中です。
障害老人に寄り添うための市民学習会の主催、地域が行う 学習会を施設で開催共催、地域で活動するボランティア育成を検討中です(今年4月1日に常勤となったため)。

今後の課題と展望
 認知症問題の啓発が進んでいません。病気としての診断やその後のケアについてのシステム作りと啓発が連動して進んでいかないと、本人も家族も大 変損な人生になります。地域ぐるみの対策を進めて欲しいというメッセージの発信者になることと、自分自身が実施側の人間として、 ケアを通して多くの人に障害高齢者への関わり方を伝えていきたいと思います(認知症介護啓発サポーターのメンバーです)。
 そのために各サ-ビス提供施設は、
1.積極的に地域に開かれた場にして伝えていく努力と、
2.真に地域活動に役立っているかどうかを評価し質的転換を図っていく努力と、
3.地域ぐるみの活動に参画する努力が必要です。

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