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研修情報

認知症介護指導者の紹介/大府センター

松瀬 多計久 (東京センター第2期生)
我が地域の認知症高齢者の行方とその介護の周辺

介護老人保健施設 やまぼうし

地域の特徴

 私が当研修事業を担当する地区をご紹介します。日本海に面した新潟県はご承知のとおり北から南に細長く、そして歴史的に名のある大きな佐渡島からなって います。当研修事業を実施するにあたり本県当局は 三つの地区に分割し効率のよい事業を図ったのでしょう。県の南から上越-中越-下越の各地区です。上り下りの日本文化の一部でしょう。この下越地区にあた る我が「介護老人保健施設やまぼうし」は母体が精神病院で 地域の基幹医療を担っています。特に老人医療の中でも認知症高齢者にとっては精神神経内科によるキュアとケアの統合された癒しの場が真髄となるでしょう。 この環境にある癒しの支援と介護の場が「やまぼうし」です。

地域ケアにより溶け込み取り組む「やまぼうし」のひとつふたつの姿勢
 平成7年春に開設した「やまぼうし」は、当初から認知症高齢者を利用者とすることを地域に発信しました。この辺が地なりとでも言えます。その発 信は認知症高齢者の地域ケアの一部としてやまぼうしは利用者を暖かく お迎えしたのです。以来、利用者の傾向は「家族など介護者の代行ケアを必要と望まれる認知症高齢者の人達」です。この平成15年春からは「認知症高齢者専 門施設」として位置づけられました。認知症専門棟は80床です。また、 一般棟は寝たきり・準ねたきり13床の看護介護を展開しています。
 一方、地域渉外として併設の訪問看護事業や在宅介護支援事業などを実施しております。そして認知症介護研修事業指導者である理学療法士(PT) は近郊市町村 の健康対策事業や身体づくり健康講話会や認知症介護と癒しの後援を依頼されて活動しています。これはまさに地域ケアへの柔軟な溶け込みの実例でしょう。認 知症高齢者を抱える家族も地域も機会に応じて諸支援に適宜な専門職の人を 上手に利用することにより、あらゆる介護手段について広く啓蒙を図ることは可能でしょう。

指導者から見た地域ケアの今後のいくつかの課題と展望
 当研修施設では平成13・14年度の県委託事業を開催しました。基礎過程2回計110名、専門課程計40名の修了者は各自施設で介護現場の指導を展開しています。この点におけるいくつかの課題と展望を示しましょう。
(課題)
・ 実務者研修修了者の各自施設における活動状況を、ある手段により指導者は情報を理解し事業を再構築しよう
・ 実務者研修受講者はかかる研修の目的を熟知した上で受講されることが望ましい
・ 本研修に関する講座規定の枠は地域により柔軟な姿勢で図り現場実務指導に有効な知識・技術を受講させる
・ 担当指導者は各課程の見守り役ではなく、自ら専門性かつ興味性を活かした講義を担うことにより受講者に介護の心または老人と感動を共存するところの視点をおいた講話も展開したいのです
・ 担当指導者は本研修事業にあったて自らの周辺を因循姑息に包んでは受講者にとって成果は乏しいでしょう

(展望)
・ 当地域における本研修事業は有意義です。受講者の熱のある態度が見え認知症介護のより高い可能性がある
・ 受講者は施設管理者から介護実務者の多岐にわたります。認知症介護の多様性と高齢者のこころを共有していくなかにあって談話は広がり社会的教養の場としても極めて有意義な研修事業です
・ 各施設を含めた地域ケアは研修事業を修了した人たちが展開します。認知症高齢者に寄せる知識・技術と各自に潜在している感性のある前向きな介護実践が期待されているのです。

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