「事例を探す」

国内で収集した事例を掲載しています。
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例えば、「BPSD」、「徘徊」、「アルツハイマー認知症」など。また、特定の分野に絞り込んで探すときは、「カテゴリー検索」をご利用ください。

事例No. 11 掲載日 2009年09月17日
タイトル 字が書けないことや段取りが組めずに次へ進めないと訴えるAさんとの取り組み
事例の状況 当初から失行、失認等の症状もあり、活動の行いづらさはあっても、Aさんは「できなくて元々だ。」とチャレンジすることが多く、話し合いながら活動を進めてきた。定期的に病状や活動内容等について話し合ってきたが、段取りがわからない等とできないことが増え、最近では「書くこと」や「最後まで自分で成し遂げる」ことが思うようにならなくなってきた。Aさんは、出現してくる様々な症状から生きづらさと直面しながらも、前向きにできることを見据えて続けていこうという意志は強かった。反面、そのような気持ちであっても現実のこととしてできないことにぶつかることはつらく、「自分だけでは何ともできない。」と話すこともあった。
キーワード 字が真っ黒に見える。 一瞬に消える。  つながらない。 さっきしてたことがなくなる。
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事例No. 12 掲載日 2009年10月14日
タイトル 衣類へのこだわり~戻ってこない衣類、盗まれた上着の行方は?
事例の状況 Aさんは、「衣類が戻ってこない。」と言い険しい表情になり、たびたび施設内の洗濯室へ向かう。洗濯室からは随時返却しているため、Aさんの言う衣類は洗濯室には見当たらない。気分転換のため散歩などに誘っても、衣類に対しての思いはおさまらないため、Aさん自身に洗濯機で洗濯をしてもらうケアプランに変更し、自室に干すようになった。Aさんに洗濯してもらうようになってからも、「戻ってこない。」と言うが、自分でしていることを説明すると、「ああ、そうだった。ありがとう。」と言い落ち着いていた。最近になり再び、「物干し場へ見に行かせてくれ。」と険しい表情が見られるようになった。自分でしていることを説明しても、「前の物が返ってこない。」「また盗まれた。」などと言う。Aさんの中では盗んだ犯人を特定の利用者であると思っている様子で、直接本人には言わないが、職員へ度々訴えている。
キーワード 衣類へのこだわり。 思いこみによる感情変化。 特定の方を犯人扱いする。 洗濯することでの確認。
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事例No. 13 掲載日 2009年10月26日
タイトル 他の入居者の介助をしてしまうAさん
事例の状況 Aさんは職員を見ると、「先生、何をしましょう?」と、一日中一人の職員の後を付いて歩く。職員はAさんに、食堂の掃除や、食事の準備、おしぼり巻きなどを手伝ってもらったりしている。洋裁が得意ということもあり、他の入居者の洋服の修繕等お願いするとしてくれるが、手早くすぐに修繕を終えてしまう。
日中は他の職員もいるため、Aさんとの関わりは持てるが、夜勤明けの早朝時に、他の入居者の介助をしてしまう。寝ている人を車椅子へ移乗させようとして転倒したり、トイレットペーパーを口の中へ入れたり等Aさんが関係していると思われる事故が増えてしまっている。
キーワード 寝たきりの方を車椅子へ移乗させてしまう。 立てない方を立たせ歩かせてしまう。 食べられない物を他の人の口の中に入れてしまう。
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事例No. 14 掲載日 2009年10月29日
タイトル ほぼ毎日、「子供が迎えに来る」と言って玄関に朝からずっと張り付く
事例の状況 Aさんは、ほぼ毎朝、「子供が迎えに来る。」「子供から連絡があったので帰る。」と言ってはエレベーターで1階まで車椅子を自操し、玄関口でじっとしている。入浴の時間や昼食の時間などで職員が声をかけるが、その都度甲高い叫び声をあげて拒否する。また、食事を玄関に持っていっても同様の反応をする。どの職員が声をかけても同じであり、興奮状態が続くと歩き出して硝子戸を物でバンバン叩くので、最近は職員も刺激を与えないようにそっとしている。夕方になって自室に戻ることもあるが、調子が悪いときは一晩中玄関口で過ごすことがある。無理強いしても結局はまた戻ってくるので、より興奮させるだけで逆効果でもある。エレベーターや玄関は共有空間であり、制限することもできず、職員の課題となっている。
キーワード 帰宅を訴える。 声かけに対して興奮して大声を出す。 暴力を振るう。 食事、排泄、入浴、服薬を拒否する。 無理に立ち上がり転ぶ。 眠らない。
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事例No. 15 掲載日 2009年11月22日
タイトル 食事場所へのこだわり、他利用者のやり方への批判から絶えないトラブル
事例の状況 Aさんが入所するまでは、利用者の食事の席は特に決まっておらず、その時々に合わせて座っていた。Aさんは入所当初より自分の席を決めてしまい、他の方が座ろうものなら、「何をするんだ!私の場所だ。」と怒鳴り声を上げてしまい、大抵の利用者は剣幕に押されて場所を空けてしまうが、気の強い利用者は負けずに言い返すためにたびたびトラブルになってしまう。おしぼりたたみなどをしてもらっても、やり方が少しでも違うと大声で注意をするなど、周りを萎縮させてしまう場面が見られる。そのような場面が見られた場合は、職員が中に入りすぐにおさまっているが、たびたび起こっている。
キーワード 他者への批判。 席への固執。 トラブルへの介入。
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事例No. 16 掲載日 2009年11月28日
タイトル 「家へ帰らなければ」と出口を探すAさん
事例の状況 Aさんは、「家へ帰らなければ」と出口を探し、利用者Bさんの部屋に入ってしまう。Bさんが、「ここからは出られないのよ。」と話しても、Aさんは強引に部屋に入って行き、ベランダから出ようとする。あまりにも強引に「出て行く。」と言い張るので、Bさんが、「出来るならどうぞ。」と言うと、床頭台を動かし、雑誌やティッシュボックス、洋服などをベッド上に散乱させてしまう。
キーワード 出口はどこかしら。
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事例No. 17 掲載日 2009年12月01日
タイトル 糖尿病があり、食事量が決まっているがもっと食べたいAさん
事例の状況 Aさんは、食事が終わった後も落ち着きなく他の食事を食べている人の周りを歩き回っている。Aさんの席に誘導しお茶をすすめる。職員が他のコール対応でその場を離れて戻ってみると、Bさんの脇に立って、右に箸を持って左手で一口大のパンを食べていた。「これはAさんの食事ではありませんよ。」と言うと、「そうなの・・・」と言っていた。
キーワード もっと食べたいのに。
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事例No. 18 掲載日 2010年01月14日
タイトル 「眠れない」が口ぐせのAさん
事例の状況 Aさんは、他の入居者が静かに寝静まる21時以降も自分の居室でテレビを見ていることが多い。そっと足音をしのばせて、「眠れる薬ある?毎晩もらっているんだけど・・・」と夜勤職員に聞くことが習慣となってしまった。家族の情報では在宅でも睡眠薬を永年服用していたという。センター方式B2(私の生活史)の情報がぴんと来て、「Aさん、私も眠れないの。一緒に一杯やろうよ。」お砂糖を一さじ入れた湯呑みのお茶に、つまみは残り物の漬物。静まり返った食堂の片隅に明かりは電気スタンドひとつ。Aさんは「効くねー。何だか目が回って眠くなったよ。」千鳥足で自分の居室に向かったAさんは、朝までぐっすり眠ることができた。
キーワード 眠れないから眠れる薬が欲しい。 センター方式B2私の生活史。 私も眠れないの。
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事例No.18と事例No.19は同一のケースを対象とした事例です。2つの事例を基に「絵で学ぶ事例」を制作しています。
こちらからご覧ください。読んで学ぶ事例へ
事例No. 19 掲載日 2010年01月14日
タイトル 「眠れない」が口ぐせのAさん
事例の状況 「通帳がないよ。○○が持っているっていう書付があるから、電話貸して。」怒った表情で、周囲が寝静まった頃にAさんが言ってきた。一緒にお茶飲みすると落ち着いて「おやすみなさい。」と自分からベッドへ戻った30分後に、再び泣き顔で出てきた。「もう死にたいよ。どうして誰も教えてくれないのよ。通帳を持って行ったことを・・・。」とっさに震えているAさんを抱きしめた。どう対応したらよいか、慰めの言葉も思いつかず、私がAさんだったら泣くだけ泣けばサッパリすると思った。もう一度お茶をすすめてから、二人でAさんのベッドに入った。背中からAさんの嗚咽とぬくもりが伝わり、静かな眠りに入っていった。
キーワード 通帳がない。 誰も教えてくれない。 センター方式B1私の家族シート。 どう対応したらいいのか。 ぬくもり。
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事例No.18と事例No.19は同一のケースを対象とした事例です。2つの事例を基に「絵で学ぶ事例」を制作しています。
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事例No. 20 掲載日 2010年01月14日
タイトル 修理していると言いながら破損行為を続けるAさん
事例の状況 最近入所したAさんは、落ち着きなく歩きまわること「疾の如し」風で、すり足音無しである。日常生活における本人の状況理解が困難であり、ユニット内各居室に設備されている洗面台の水道蛇口の方向を変える、排水口開閉レバーを外す、水道管付属の備品金具の取り外し、消火器を取り外し場所移動をする、廊下や居室入り口等に付いている手摺りを力一杯に持ち外そうとする、リビング内のソファー・テーブル・椅子・テレビを移動する、食事用スプーンを半分に曲げてしまう、という破損行為がいつの間にか行われている。また、ベランダの鍵、非常口ドアの鍵、トイレドアの電動開閉ボタン等の破損も続いている。
これらの行動に対して、家族から「家では修理することが好きで、何時でも直していた。」との情報を聞き納得したが、他の利用者に迷惑がかかってはいけないことでもあるので、関わりの時間を多く持つよう、特に職員の手薄になる時間帯にAさんの傍にて寄り添うことを話し合い、行っているが、それでも破損事故は止まらない。
キーワード 自分の仕事を見つけた。 修理とは何か。 仕事している時が一番楽しい。
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