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例えば、「BPSD」、「徘徊」、「アルツハイマー認知症」など。また、特定の分野に絞り込んで探すときは、「カテゴリー検索」をご利用ください。

事例No. 21 掲載日 2010年01月14日
タイトル 他者との関わりが出来ず孤立していく
事例の状況 デイサービスの土地や見える山が自分の土地だと言い、他利用者が「違う」と言うと腹を立て杖で叩いたり、物を投げつける。隣家の人が柿や地面を盗んでいくと言う。デイサービスでのレクリエーション時、他者の失敗を見て興奮して歩行器を投げたり、自分もうまくいかないと機嫌が悪くなり、帰ると言って玄関から出ていく。閉じこもりがちであったので、家族は何としてもデイサービスに行って欲しいと思っており、初回利用時は趣味活動の講師の設定で本人に説明して来園している。感情の起伏が激しく他利用者に攻撃的になることがあり、席や居場所に配慮が必要。興奮すると呼吸が荒くなり発作が起き、ニトロペン錠の服用が必要となる。
キーワード 興奮しやすい。 叩く、物を投げる。 帰宅を訴える。 見たままを言って、他利用者をけなす。
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事例No. 22 掲載日 2010年01月18日
タイトル 不安におしつぶされそうになって
事例の状況 男性。杖なしで歩行可能ではあるが、ゆっくりとしか歩けない。コンピューター操作が得意だったのに、右手が思うように動かない。字を書いても字にならない。話をしたいのに言葉が出てこなく、一生懸命考えているうちに、何を話そうとしていたのかわからなくなってしまう。
買い物に出かけ欲しいものを購入して、レジに並ぶがいくらお金を出せばいいのかわからなくなりお札を出す。しかし相手に多くとられ、いつかお金がなくなって貧乏になってしまうと不安になってしまう。それが高じてか妻に生活費を渡すことができなくなってしまった。妻は離婚を提案。それ以降、妻に執拗にまとわりつき性行為を絶えず求め続け、恐怖感にとらわれた妻からすっかり嫌われてしまう。
キーワード 不安です。
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事例No. 23 掲載日 2010年01月18日
タイトル 昼夜問わず徘徊し介護への抵抗とふらつきのあるAさん
事例の状況 Aさんは数年前よりアルツハイマー型認知症との診断を受け、娘の介護と在宅サービスを受けながら、自宅での生活を送っていた。施設への入所後数ヶ月は、時折家に帰りたいと言いながら歩き回る程度であったが、半年経過した頃から日中に表情険しく歩き回ることが多くなり、スタッフの言葉かけや付き添いに対し不機嫌をあらわにした表情や言動が見られるようになる。それから医師の診断のもと、アリセプトの服用を中止し、新たに向精神薬の投薬がはじまった。しかし、その後は長時間にわたる徘徊、夜間不眠、脱衣行為、他利用者への暴力行為が見られるようになる。会話でのコミュニケーションが難しくなり、ふらつきによる付き添いに対し、始めは手を握って一緒に歩くが、突然手を振り払い、粗暴な行為が見られる。その内、「疲れた。」と何度も訴えるが、座って休むように促し、椅子に座るも、落ち着かない様子ですぐにふらふらと歩き回る行為が繰り返し続いている。「トイレに行きたい。」と言う時もあるが、トイレには入りたがらずに、廊下などでおもむろに排泄することが見られる。
キーワード 意志の疎通が困難。 興奮。 介護への抵抗。 目が離せない。 長時間にわたる徘徊。 転倒の危険。
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事例No. 24 掲載日 2010年01月20日
タイトル 自分の主張を訴え続ける為、他者との関係が悪化しているAさん
事例の状況 Aさんは歩行不安定のため、施設内は介助で手引き、施設外は車椅子で移動している。「足が痛い。」「体がつらい。」と昼夜問わず大きな声で訴え続けることから、他入居者より苦情が聞かれ、本人に対して口調も荒くなり関係が悪化している。そのことから本人も強いストレスを感じているようだ。スタッフの対応として、本人の座る席を変更するなど環境面の調整や、散歩や買い物など気分転換を図る(当事者だけではなく、他者に対しても)などの対応に努めている。足の痛みに対してはマッサージを行い、同時に主治医に報告・相談を続けているが、主治医からは薬物療法ではこれ以上方法がなく、高齢のため外科的な処置も難しいとされている。本人は何かに集中している時は訴えることがなく、痛みを強く訴えている時の表情は淡々としていることなどから、痛みの程度も明確ではない。口癖になっているのではないかと思うこともある。他入居者のストレスを考慮したうえで、本人との良い関係を築くためにはどのようにしたら良いのかと、日々悩んでいる。
キーワード 昼夜問わず大きな声で訴える。 他入居者にストレスが溜まる。 責められることで自分もストレスが溜まる。 他者との関係の悪化。
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事例No. 25 掲載日 2010年01月26日
タイトル 入浴拒否、着衣交換拒否
事例の状況 「夫の食事を作らないといけません。」「帰らないと主人が困ります。ここから出してください。」入浴を勧めると、「私は、毎日入浴はしています。」「昼間から風呂には入りません。」
「朝なので服を着替えましょう。」と言っても、「私は長い間勤めをして責任のある仕事をしてきました。今も金銭の管理もしているんです。そんな、人を馬鹿にしたようなことを言われることはありません。」と怒って表情が変わる。頑として聞かない、身体の不調を突然訴えることなどがある。日々の生活はほぼ自立状態である。
キーワード プライドが高い。 一見健康に見える。 他者の世話が好き。
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事例No. 26 掲載日 2010年01月26日
タイトル 一人がいいけど、一人は困る!
事例の状況 入居して間もないAさん。居宅サービスを全て拒否し、ホームヘルパーを追い返す状態で、唯一の身寄りである甥に、毎日のように「おなか空いた。」と電話をしていた。甥も親の介護を一人で担っており、Aさんを自宅に呼ぶことも出来ず、数回のショートステイを経て当施設に入居した。入居後も、特に更衣・入浴・服薬の拒否が顕著であり、「財布がない。保険証がない。」と騒ぐことが多い。また、「家で暮らせる。帰る。」という気持ちが強い。Aさんが在宅生活中に信頼していた医師の名前を出しながら説明すると、落ち着くことが分かり始めたため、さしあたり現在は、「○○先生が心配してここに泊まるように聞いている。」と説明しているが、上記の拒否については現場でも対応に苦慮している。
キーワード 保険証、お金がなくなったと訴える。 入浴、更衣、服薬を拒否する。 頑として動かない。
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事例No. 27 掲載日 2010年02月15日
タイトル 「ご飯を炊かなくては」と心配するAさんの夜間不眠について
事例の状況 Aさんは不眠気味であると思われる。生活のリズムを掴もうと2週間センター方式のD-4(24時間生活変化シート)をつけてみた。しかし、何らかのリズムは掴めず一日の中でも良い状態、悪い状態がバラバラなように思われる。19時頃、「寝床を用意しましたよ。」「有り難い。」「朝起こしに来ますね。」「頼んだよ。」と言いながら入眠するが、22時頃になると、「どーれよいしょ。」とカーテンを開けて起きてくる。休んでもらえるように添い寝などするが、「夜でしょう、知ってるよ。」とややいらだった口調が返ってくる。そのまま臥床するが眠らず。朝食後にホールでうとうととし始める。「横になりましょう。」と声をかけると、ぱっと目が覚めてしまうようで、臥床することはない。椅子に座ってそのまま居眠りをする。「ご飯を炊かなくては。」「あの子たちまだ食べてないでしょう。」という言葉がよく聞かれている。
キーワード 不眠。 ご飯を炊く。 家族の世話をしたい。 転倒。
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事例No. 28 掲載日 2010年02月19日
タイトル 頭部外傷性認知機能障害を持つAさん
事例の状況 Aさんは生活保護を受給しており、保護費の入金日には自分で郵便局に出かけ、全額下ろしてくる。毎月の入金後には外泊や外出の希望があり、弟やスタッフの送迎で母親宅に外泊し、馴染みの飲食店に出掛け飲酒している。飲酒後、自宅に帰れずに警察の保護でホームに戻って来たり、外泊中に外で転倒するなどの事故があった。以前生活していた公営住宅には、まだ荷物が置いてあり鍵を持っているため、公営住宅に泊まっていることもある(本人談)。母親は高齢で高血圧のため、「家に帰って来られても、何処に行ったか分からず、帰りも遅いので面倒見切れない。」と外泊を断ることもある。主治医は1日1杯程度の飲酒は認めており、スタッフと買い物に出かけカップ酒等を購入して晩酌しているが、主治医には「お酒は飲んでいない。」と言っている。
キーワード 飲酒の要求がある。 公営住宅にまだ荷物が置いてある。 計画を立てた金銭の管理が出来ない。
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事例No. 29 掲載日 2010年02月20日
タイトル 何も出来なくなってしまった自分自身を悲観し、心気症状や帰宅願望を訴えるAさん
事例の状況 Aさんは若い頃から自分で何でもやってきたという自負があり、人の世話になったり迷惑をかけることを極端に嫌う一面があった。ホームでも、「自分の食べた皿くらいは自分で片付けるよ。」と言いながら、みんなの分まできれいに洗ってくれている。それが自分の出来ることであり役割として自発的に行っている。しかし、遠慮や失敗を恐れるあまりつい、「○○さんの方が早いから。私は遅いし、みんなを待たせたら悪いから。」等の言葉を発し、それが次第にストレスとなり、他者に対する言動が荒くなってしまう。居室などでゆっくりと会話をすると、「もう家に帰りたいんだ。ここにいても何の役にも立てないから。情けないんだ。」と、心情を明かす。
キーワード 迷惑がかかる。 とろくさくてごめんね。 家に帰りたい。
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事例No. 30 掲載日 2010年02月26日
タイトル いつも家族の心配をし、繰り返したずねるAさん
事例の状況 Aさんは、「お父さんはどこに行ったか知らないかね。」「○子はまだ帰らないけど知っているかね。」「私はいつ帰れるのか知らないか。」と一日に何度となく繰り返し職員にたずねる。職員は「仕事に行っていますよ。」とか「お父さんは病院にいますよ。」と不安を解消しようと優しく声をかけるのだが、一旦は納得したり、安心したりしてもすぐ忘れてしまい同じ質問を繰り返す。夫は2年程前に死亡しているが本人はわかっていない。職員はAさん一人だけを対応できないので話を聞いてあげられないと、他の利用者に同じことを何度も繰り返して言ってしまい、時々利用者同士の言い争いになったり、仲間はずれになったりして、不安が増大し職員の後ばかりついて歩いてしまう。
キーワード 同じ質問を何回も繰り返す。 不安になる。 一人でいられない。
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事例No. 31 掲載日 2010年02月27日
タイトル 「帰ります」と、今はない生家に足を向けるAさん
事例の状況 Aさんは、日中「家に帰ります。」「帰るから。」と伝えるとホームを出て、隣の地区にある生家へ足を向けて外出する。ただ、千鳥足歩行にて常に転倒の危険を伴うため、外出中は「近隣に用事があるので」と同行するようにしている。後方に職員が位置することで、気を遣うため、斜め前方を歩くようにしている。途中、買い物をしようとしたり、大通りを横断しようとしたり、近隣からの支援や同行職員の支援を必要としている。生家までたどり着くと、「あら。」「あら。」と、表情を硬くしながら歩き回り、「留守だった。」と同行した職員に話すなどして、ホームに戻る。途中、膝が伸びない状況で歩行しているため、疲労が溜まり疲れて座ってしまう。ホームに戻ると「頭のなかがグシャグシャになった。」など、混乱の様子が見られる。また、足の痛みについて、認識ができず、職員に不満を訴えることもある。
キーワード 帰宅を訴える 道路横断 転倒 支援拒否
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事例No. 32 掲載日 2010年03月14日
タイトル 自分は利用者だと思っておらず帰宅願望が聞かれる
事例の状況 自分は利用者だと思っておらず、「なぜここに来ているのか?」とサービスの利用を納得できていない。デイサービスに来ても、「誰が勝手に決めたんだ。」「私は知らない。」と混乱し「家に帰りたい。」「家に連絡するので電話帳を貸してください。」との訴えが頻回に聞かれる。職員の説明により、いったん納得することはあるものの、すぐに忘れて同じ行動が見られる。
キーワード 混乱。 帰宅を訴える。 「自分は利用者じゃない。」
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事例No. 33 掲載日 2010年03月24日
タイトル 家に帰ると訴え歩き始めるが転倒の危険が高い
事例の状況 空いた時間があると家に帰ることを思い出し、「かあちゃんが待っているから。」と言って施設内を歩き始める。しかし高齢のため下肢筋力が低下しており、バランスも崩しやすいため転倒の危険が高い。できるだけ手をつないだり近くで見守りをしたりしているが、自立心が強く「一人で帰れる」と思っているため、職員がそばについているとストレスを感じることもある。
キーワード 転倒。 家に帰りたい。 自立心。
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事例No. 34 掲載日 2010年04月01日
タイトル 自身の食事を周囲に勧められても食べようとしないAさん
事例の状況 昼食時、Aさんに昼食を運ぶと「ありがとうございます。でも私よりあなた食べなさい。」と自分の食事を周囲の人に勧めようとする。Aさんの食事であることを伝えるが、会話が繋がらず、食器をテーブルや床に置こうとする。介助にて口に運んでも、「もう一口で結構です。」と断る。食器を持ちやすいお椀に変えると少し食べるが、途中でも周囲を気遣って、自身の食事を分けようとする。表情は険しくはないが、忙しそうに動く。
食事の拒否は昼食、夕食、おやつに時折見られるが、朝食はとてもスムーズで、ほぼ介助することなくきれいに完食する。
キーワード 食事拒否、落ち着かず動く、会話が繋がりにくい、脱衣
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事例No. 35 掲載日 2010年04月10日
タイトル お風呂が新しくなり、あまり入りたくないのだが・・
事例の状況 昨年、施設の浴室改修工事があり、入浴形態が変わった。以前から入浴中は鼻までつかり髭を剃っていたが、心臓が悪く長湯はたびたび注意されていた。新しい浴槽になり、スタッフと一対一で入る個人浴槽になった。入浴の声掛けに、あまり良い返事はしていなかったが、最初の頃は入浴をしていた。最近は返事をしても足早に立ち去り、入浴・洗髪をしていない。
キーワード 入浴・洗髪をして欲しい
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事例No. 36 掲載日 2010年04月21日
タイトル 私の思いを分かって!状況がわからないことの不安
事例の状況 認知症を発症し、自宅から娘宅へ引越しをして、デイサービスを受けながら生活する。その後、当グループホームに入居。得意の家事作業をして生活するが、認知症が進行し、夜間の不眠、終日の焦燥感により「どうして、どうして」「早く、早く」等落ち着かなくなったり、強い口調で他者に攻撃したりするなどが目立ち、利用者間のトラブルも多くなってきた。不穏時は個別に散歩に出たり、買い物に車で出かけるなど気分転換が出来ることもあったが、徐々に集中できる時間が少なくなり、個別の対応でも気分が和らがないことが多い。1日おきくらいに家族の面会があり、一時は気分が落ち着くが、焦燥感や混乱のほうが強く、スタッフに対する訴えも多くなり、スタッフ自身がストレスを抱えてしまう状態が目立っている。
キーワード 本人とスタッフのストレス
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事例No. 37 掲載日 2010年04月23日
タイトル 興奮して同じ訴えを繰り返すAさん
事例の状況 特養入居後、数日ごとに、「金を返せ。」「息子に電話しろ。」等の訴えが繰り返しあるケース。スタッフや入居者等、まわりにいる方に同じ話を繰り返し聞かせる。それが原因で時に入居者と言い争いの喧嘩になることがあるがその際、本人は一歩も引かず、負けない。
傾聴していても、「早く電話しろ。」「息子を呼べ。」「警察に連絡を。」と興奮はエスカレートしていく。興奮して話をし続け、最終的には疲れ果て、呼吸も苦しくなって興奮が収まる。
キーワード 同じ話の繰り返し。 他者との言い争い。 興奮。
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事例No. 38 掲載日 2010年05月19日
タイトル 訴えや拒否が多い入居者支援
事例の状況 本人が納得しないまま入居し、帰宅願望が強く家族に不満を強く抱いている。職員にも不満が多く、居室にこもるため職員の関わりも少ない。
キーワード 絶望感・なくなる・自由がない・何もかも盗られる
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事例No. 39 掲載日 2010年05月27日
タイトル 安心して暮らしたい
事例の状況 Aさんは施設生活の不満を口にし「他人が部屋に入ってくる」「物が盗まれる」「ここには安心していられない」等を訴え、特に洋服に関しては「盗られた」との訴えがある。時には大声を出し、廊下を歩き「○○の掛け軸、盗ってやれ、盗ってやれ」と叫んだりする。軽作業を積極的に行っているときは穏やかであるが、居室に戻っていると幻聴が聞こえ大きな声を出し、「ここにはいられない。息子に迎えに来てもらう。」と不満を口にしている。
キーワード 不信感。 本人のストレス。
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事例No. 40 掲載日 2010年06月25日
タイトル 自分の願いを伝えられず、どうしていいのか分からずに混乱してしまう
事例の状況 Aさんは今も仕事をしている気持ちが残っていて、昼夜を問わず「仕事をしないといけない」とふっとホームから出ようとするが、どこに行けばいいのか分からなくなり、いら立ってしまう。また自分の姿を自分だと認識できず、鏡に向かって初めは挨拶をしたりして「おー。後で行くからな。」と言っているが、鏡の相手も同じ行動を取って自分を馬鹿にしていると思い「何をするかー」といら立ち、鏡を叩こうとする。今では窓ガラスやテレビに映った自分の影にも同じ反応をし、人影の映りそうなものを排除することでAさんの混乱を回避している。それでも夕方から深夜にかけてソワソワと落ち着かず、リビングのカーテンをめくり「後でな。」と声を掛けたり、リビングと居室を往復したりする状態が毎日続いている。
キーワード 夕方の窓ガラスに映った人影が気になって仕方がない。仕事に行かないといけない。
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事例No. 41 掲載日 2010年06月25日
タイトル 失禁への取り組みを通じて気づいたAさんの本当の気持ち
事例の状況 入居前に精神科の治療を受け症状が改善し、グループホームに入居となる。入居当初は、家族との外出や部屋での読書、音楽鑑賞等自分の時間を自由に過ごせ、自己決定が行えていた。入居後3ヵ月後頃から、発汗が見られるようになり、自室に飾られていた写真や絵を「見たくない」と言い片付け始める。その後、食事等の拒否が出始め、娘や息子を探すようになり、精神的に不安定な日々を過ごす。家族の希望もあり、なじみの病院で精神科の治療を受けることにより症状が改善するのでは?とのことで、入院治療を行った。退院後の状況は当初、入院した時とは異なり、様々なBPSDが見られた。主なBPSDは失禁、拒食、幻覚、介護拒否、徘徊、歩行障害等が出現していた。
キーワード 歩行困難。無表情。拒食。介護拒否。
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事例No. 42 掲載日 2010年06月29日
タイトル 障害者福祉施設で暮らすAさんの認知症ケア
事例の状況 3年程前から、物忘れ・廊下を歩き回る・昼夜逆転などが頻繁になった。当初は日中かなり動きが活発で、視力の弱いAさんを、常に見守りを行わなければならない状態であったが、1年程前から動きが減少し、移動は職員の歩行介助による誘導、食事も一部介助を必要とする状態となっている。
キーワード 本人の気持ち(感情)に寄り添う。。
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事例No. 43 掲載日 2010年07月07日
タイトル トイレに行きたくない
事例の状況 Aさんは尿意がなく、自らトイレに行くことができない。そのため、トイレの声掛けをしているが拒否することが多い。「自分で行きますからいいです。」「やめてください。」「行きたい時に行きます。」と言う。しかし、常にパッドが濡れている状態で、パッド交換だけでもさせて欲しいことを伝えると、「濡れていません。」と言う。その後も誘い続けると無視をしたり、「もうやめて。」「放っておいて。」と職員を叩いたりする。時折、「そうですか、分かりました。」とトイレの声掛けに応え、トイレ前まで行ける時がある。しかし、便器の前に行くと表情が曇り、「行きません。」「立つのがつらいのでしません。」「今はしたくありません。」と言い拒否する。ごくまれに「そうですか。」と言い、表情は硬いがトイレに行くこともある。
キーワード トイレが嫌。 嫌なことをさせられる。
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事例No. 44 掲載日 2010年08月20日
タイトル 共同生活や共同生活者に対する不満、イライラ
事例の状況 入居後8ヵ月経つAさんは、グループホームでの生活にイライラすることが多く、不満が言動に表れる。例えば、家事仕事で他者のやり方が気に入らなかったり、外出時、自分のペースに合わずモタモタしていると、気分がイライラし強引な態度を取り他者とトラブルになったり、手伝い等の声掛けには反発することが多く、皆の前でも「なんでこんなことしなくちゃなんないの!」「させる方が間違ってる!」と反発し、他利用者が作業している姿にも文句や暴言もある。
また、他利用者のものを勝手に持っていく等、共同生活を無視した言動が目立つ。従って、他利用者から恐れられたり、他利用者からの不満の声や陰口などもあったり、お互いの共同生活に影響が大きい。
キーワード 共同生活。他者への理解。自由にできない。監視されているようだ。
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事例No. 45 掲載日 2010年08月26日
タイトル 思いを知り、実現できるために
事例の状況 3年程前にアルツハイマー型認知症の診断を受け、その1年半後に入居する。ADLはほぼ自立しているが、日中は特に自ら何かをしようということはなく、声掛けをして職員と一緒におしぼりをたたんだり、ぼんやりとテレビを眺めるような過ごし方をしている。夕方になると表情が険しくなり、「家に帰る。」と出口を探し、歩き始める。居室は個室で、施設提供のベッドとタンスのみの設えとなっている。なぜを探求し、それに対応したケアの提供をと考えているものの、なかなか思うようにいかないでいる。
キーワード 帰りたいという背景。その場しのぎ。情報。
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事例No. 46 掲載日 2010年09月06日
タイトル 意思疎通が困難なAさんの気持ちを汲み取るには?
事例の状況 Aさんは50歳代半ばの頃、「買い物に行っても買う物を忘れる」、「トイレの後、席に戻れない」、「同じ服ばかり着ている」、「計算ができなくて1万円札で買い物をしている」等の症状が出現したため、家族が病院に受診させ、アルツハイマーとの診断を受ける。デイサービス、ショートステイのサービスを利用していたが、夫との二人住まいで夫の介護負担が増し、仕事にも支障を来したため居宅ケアマネジャーより相談依頼あり。小規模多機能型のサービスを開始。通いは毎日、泊まりはひと月の中で週1日を2回、週2日を2回、利用している。
意思疎通も困難であり、訴えのある時はスタッフの声掛けも全く聞き入れず独語で帰宅発言、意味不明の発言を繰り返すのみである。「カラオケが好きだ」との情報で不穏になるとカラオケ、散歩、コミュニケーションで対応するが、効果はあまりない。夜間の不眠が強い時に眠剤を服用してもあまり効果が見られなかったが、利用から2ヶ月を過ぎたころより良眠できる日が多くなった。
キーワード  コミュニケーションが上手にできず帰宅欲求が強い。
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事例No. 47 掲載日 2010年09月27日
タイトル おいしく楽しい食事の時間を過ごしたい
事例の状況 本人の希望で日中を通して居室で過ごしており、食事の時のみリビングにて過ごしている。最近、ADLの低下が顕著に見られ、以前は毎食全量摂取していた食事も、最近は主食を半分程食べ、他は「もういらない。」と残す傾向にある。スタッフが介助を行い、口へと運べば何とか食べるが、無理やり食べているといった印象が目立つ。
キーワード 食事の時間の過ごし方。
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事例No. 48 掲載日 2010年11月16日
タイトル 家族への思い>
事例の状況 起床時や午前中は精神的にも落ち着いており、穏やかに過ごしているものの、午後から特に思い当たることがないのに何度も居室を出入りし、「あっちへ行ってくる。」「背中に子供が何人もいて重いから助けてほしい。」との訴えが聞かれている。その後、徐々に息も荒くなってきて動けなくなってしまったりして、疲労感がうかがえる。スタッフが付き添い子供を受け取るジェスチャーをすると、徐々に落ち着きを取り戻していくことが多い。しかし、ほぼ毎日のように上記の状態に至り精神的にも不安定になっている。
キーワード 揺れる思いと寄り添う介護者
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事例No. 49 掲載日 2010年11月16日
タイトル 「私の不安・不満をわかって欲しい」
事例の状況 Aさんは施設で生活しており、本人の懸命な努力により、入居当時は車椅子で移動していたが、現在では歩行器で自由に移動できるようになるなどADLの向上が見られ、声掛け程度で生活できている。在宅生活に戻りたいと思っており、「ここを辞めさせてもらいたい」と不満を訴える。また、周囲の利用者と比較して本人の認知症の程度が軽度なためか、食事の様子を見ては「自分で食べなさい!!」と不満で、時折他の利用者とのトラブル(口げんか)もある。自分のことは自分でしたいという性格の持ち主で、衣類や持ち物の管理等は自分で行っているが、記憶障害により衣類については見当たらないと、「お前が盗った」と職員を怒鳴りつける。夜間は良眠しているものの、朝は気分の低下が見られ気分の落ち込みにより起床できず、朝食時間をずらす、または中止している。
キーワード 施設生活での本人のストレス
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事例No. 50 掲載日 2010年11月22日
タイトル 帰りたいのに帰してもらえない
事例の状況 在宅からの入居で1日目より早足で棟内外をほとんど休むことなく歩き回る。「家に帰りたい」という訴えで棟外へ出ようとする時は話を聞いたり説明したりしているが、行動範囲が広く動きも早いので行動を把握することが難しく、デイケアの利用者に嫌がられる。入居時は夜間も良眠していたが除々に寝付けず覚醒時間が長くなっており、本人も帰りたいのに帰してもらえないからか、職員の声掛けに怒りっぽくなり話を聞いてくれなくなってきている。
キーワード 離設・家に帰りたい
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事例No. 51 掲載日 2010年11月26日
タイトル 私のしたいことを分かって、話を聞いたり、何か仕事ができるようにして欲しい
事例の状況 穏やかに過ごしているが、世話好きな性格で、他利用者が前に座っていると何でも手を出してしまう。他利用者からの反応がなかったり、他利用者や職員の言動を見たり聞いたりしたことによって混乱し、大声を上げたり、乱暴な行為や暴言を浴びせることがある。
キーワード 本人のストレスと他者との円滑な交流。
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事例No. 52 掲載日 2010年11月26日
タイトル 信頼関係をもう一度築くために
事例の状況 転倒による脳挫傷と大腿部骨折のため、入院したが、精神的に不安定な状態があり予定より早くの退院となり、グループホームに戻った。3年程前の入居当時のような精神的に不安定な状態に逆戻りしており、そのうえ身体能力は自立歩行から車椅子になっていた。入院生活で、踵は褥瘡になった。また日中傾眠し、時折奇声(「殺されるー」など)を発するようになっていた。トイレの移乗や着替えの際は目をつぶったまま叫び、暴れ、職員に対して激しい攻撃的な行為が発生し、また混乱して自分の手を噛むことも多い。食事中も眠ってしまい、介助しても拒否がありあまり食べない。夜間も頻回に目を覚まし、奇声を上げ、立位困難だが自分でベッドから出て歩こうとすることが多い。
キーワード 不安との闘い。 信頼関係。 家族との協働。
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事例No. 53 掲載日 2010年11月28日
タイトル 途切れることのない要求への対応
事例の状況 「自販機にジュースを今すぐ買いに行きたい。」職員が忙しくて、対応が難しい時間帯にほぼ毎日このような訴えがある。「前日も買って、まだ冷蔵庫の中に4 本あるので、今日買いに行くのは、我慢しませんか。」と提案すると「今日の夜中の分だから駄目。」、また「今、夕飯の準備で忙しい時間なので少し待ってもらえませんか。」と言うと「いいよ、一人で行ってくるから。」とシルバーカーを押しながら、内履きのまま出て行く。歩行に不安があるので、職員が付いて行こうとすると、「なんで付いてくるの、早く帰れ、付いてくるなら死んでやる。私は、こうと思ったら、たとえ間違っていても思ったとおりにしなきゃ気がすまない、意地なの。」と歩きながら、訴え続ける。
最近、他の施設で暮らしていた夫が病気で亡くなる。葬儀のために自宅に戻ったが、息子とけんかをし、通夜を迎えることなく、夜中にホームへ息子の嫁に連れられ戻ってくる。それからは、息子からの連絡は一切なく、関わりは途絶えている。以来「息子を訴えるために裁判所に行きたい、警察に行きたい。」という訴えも加わる。
キーワード 訴える者のストレスと応える側のストレス
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事例No. 54 掲載日 2010年11月30日
タイトル 本人が安心した暮らしに近づけるために
事例の状況 性格的に心配性であり、体調面に関して小さなことでも不安を抱くことが多く、薬を使用することを強く希望する。また訴えも頻繁であり、気の遣い過ぎからか精神的に落ち込むことも見られる。
キーワード 本人と介護者の気持ちのズレ
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事例No. 55 掲載日 2010年12月01日
タイトル 徘徊する人に対する地域での見守りについて new
事例の状況 Aさんは、夫(再婚)と二人暮らしで、生活保護を受けている。Aさんは、夫を頼っているが、夫は昼間から酒を飲んだりして、十分Aさんの面倒を見ていない場面も多いため、現在グループホームに入居している。Aさんは、酒を飲む夫が嫌で、言い合いになることもあり、家を勝手に出て行くことがたびたび見られた。自宅に外泊中、夫が午後10時半頃目を覚ますとAさんの姿がなく、玄関の扉が開いていた。警察に連絡後捜索するが、午前1時を過ぎても発見できず、夫も「今までも何回かあった。最悪の場合は仕方ない。」と話している。その後、午前2時過ぎに路上を歩いていたAさんが、通行人の通報でパトカーに保護され、無事帰宅したとの連絡が入る。
キーワード 徘徊、地域、見守り
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事例No. 56 掲載日 2010年12月01日
タイトル 私をゆっくりとさせて欲しい new
事例の状況 「オイ!」などと激しい口調で大声を出すことが何度もある状況で、他利用者の方とトラブルになることが多く見られている。他利用者から言動・行動などを注意されると、さらに口調が激しくなり怒りだしている。あいさつ程度のコミュニケーションなら図れるが、それ以外は、つじつまの合わないことを言うことや大声を出すことにより、他利用者との人間関係は職員が間に入ってもうまく構築できない状況である。そして、フロア内には本人の落ち着ける場所がなく、大勢の利用者がいると情緒面は不安定さが助長され、ストレスからうろうろ歩きまわることが多い。そのため、入浴は他利用者が多いと本人が落ち着けなくなるので、本人に落ち着いてもらえるように午前中の1番最初に、職員とマンツーマンで入浴してもらうように対応している。また、外に出たいときは職員が付き添って散歩をして気分転換を図ってもらっている。気分転換のドライブも午後に実施している。
生活歴からも外出・子どもの世話が好きであり、デイサービスの外出活動があるときは、希望時に参加してもらっていて、表情もよく穏やかに過ごしている。小学生の施設訪問の時には笑顔が多く、楽しそうにしている。本人から小学生に対して言葉を掛けたりはしないが、その場の雰囲気を楽しんでいる。
キーワード 本人のストレス。落ち着ける場所が欲しい。
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事例No. 57 掲載日 2010年12月01日
タイトル 自分の家と思って混乱している入居者支援 new
事例の状況 夜間急に起きて居室から出てくる。他の居室に寝ている入居者を見て「私の家なのに勝手に入ってきて。」と大声で怒鳴ることや、トイレに起きてきた他の入居者に会い、「誰に言って入ってきたの?」と大声で聞きトラブルとなることがある。
キーワード グループホームを自分の家と思い込んでいるが、常にそう思ってはいない様子。何かのきっかけでそう思うことがある。
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事例No. 58 掲載日 2010年12月03日
タイトル レビー小体型認知症で意思疎通が難しいAさんの体調管理について new
事例の状況 ちょっとした気温の変化、季節の変わり目に体調を崩しやすい。食事のとき(離床して車椅子使用)は、手足が冷えやすいため温かくして食事をする。食事が進むにつれ体温が上昇する。顔色・鼻水・くしゃみなどの様子を見て調整している。ベッドへの移動は速やかに、身体が冷えないようすばやく上着類を脱ぎ臥床している。
厚着をしているせいか就寝前の体温は36.7度、36.9度。足は冷たいので温まるまでアンカを使用し、しっかり布団を掛け(首元が冷えないように)頭の周りにも肌がけを丸めて覆う。室内の乾燥にも弱いので加湿器をつけることにより温かくなる。夜間、咳・カラ咳があり(唾液で誤嚥することもある)様子を見に行くと、腕・胸元を布団から出していたり、そうでないときは布団の中の熱がこもり体温が上昇する。熟睡しているときは布団の中で多量の発汗のため更衣、覚醒してくれたときは水分補給を行う。掛ける布団の厚さがとても難しく、発汗しているのではと気になり、布団の中にそっと手を忍ばせて確認してしまう。
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事例No. 59 掲載日 2010年12月08日
タイトル 思いのまま仕事をしたい new
事例の状況 昔から子供のために一生懸命働いていたので、現在もホームでの生活で働きたいと思っている。そのためか、スタッフから魚おろしや味付け、味見、盛り付けなど頼まれると良い表情で行う。ただスタッフが調理場に入ると本人も手持ちぶさたになり、手伝おうとするが本人の思いとスタッフの思いが一致せずスタッフに止められ思いどおりできずにいる。
食事の盛り付ける数や量を間違ってしまう、魚のおろす枚数を間違うなどが増え、スタッフからは「お願い」というよりも指示的な言葉や、本人がやろうとすることに対し「待って」という言葉が飛び交い本人のやりたいことができないという思いが自信をなくすきっかけにもなっている。
洗濯物に関しても、夕方だから本人は取りに行きたいがスタッフの都合で取りに行けなかったり、「あれは、ここのじゃない」と否定され本人の思いどおりにならなかったりすることで落ち込みが見られ、自信をなくしてしまっている。
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事例No. 60 掲載日 2010年12月23日
タイトル 大声・奇声をあげるAさん new
事例の状況 下肢筋力が低下し外出ができなくなり、大声・奇声をあげるようになった。
自宅において着替え・入浴時にたたく、つねるなどの行為も見られるようになりデイサービスの利用となった。
デイサービス利用時においても同じ言動が見られ、ほかの利用者の方が驚いてしまう。
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事例No. 61 掲載日 2011年01月11日
タイトル 気持ちの上での居場所がないイライラ new
事例の状況 Aさんはアルツハイマー型認知症の進行に伴う周辺症状の悪化からうつ症状を発症し、自分のことを他者が非難すると思い込み攻撃的になり、暴言・暴力・徘徊行為が日に何度も毎日のようにあった。
不安定時いつも口にする言葉は「私は何もできないつまらない人間です。」「私が邪魔なのはよく分かっています。いつ(今すぐ)死んでもいい。」「みんなが陰でこそこそ私のことを笑っている。」そして「帰ります。」と言って席を立ち徘徊を繰り返していた。
職員に対しても不信感があり、「誰も私の気持ちは分からない。」「心から思ってないくせに放っておいて。」と全てのことに対し拒否・拒絶が見られるAさんへの対応に戸惑っていた。
キーワード 不信感。 被害妄想。 何も分からない。 何もできない。 家に帰りたい。
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事例No. 62 掲載日 2011年01月13日
タイトル 私が妻を殴るのを止めてほしい(デフォルメ版) new
事例の状況 50歳代後半でアルツハイマー型認知症の妻を単身で介護しているAさん(60歳代前半)は、銀行を早期退職して以来7年間、介護生活を続けてきた。妻は若年発症の認知症が進行して現在の長谷川式スケールは3点。全ての生活を支えなければならない。Aさんはこれまでに糖尿病を持っていたが近所の「かかりつけ医」でコントロールしてきた。
ところがAさんは、ここ数カ月の間に血糖値が上がり、ちょっとしたことでもいらいらするようになったため、その医師を通じて大きな病院を受診したところ、血管性認知症であることを告知された。そのことをきっかけに、絶望感と妻への思いが交錯して焦燥感が激しくなり、妻のちょっとしたミスにも激怒して殴ってしまうようになった。妻はデイサービスを週2回、クリニックの通所リハビリを週1回利用し、ホームヘルパーにも週3回来てもらっているが、誰もいない深夜に妻の行動・心理症状(BPSD)が出るとAさんは怒りを抑えることができず、何度も殴ってしまう。Aさん自身もそのことに悩んでいる。「自分の認知症が進めばもっと理性を失ってしまうのではないか」と心配になる。
キーワード 認知症の人同士の介護。 身体的虐待(不適切行為)。 夫婦の心身ケア。
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事例No. 63 掲載日 2011年01月13日
タイトル 結構です、自分のことは自分でしますから new
事例の状況 Aさんは市内のデイサービスを利用していたが、妄想・帰宅欲求・尿失禁と介護拒否があり下着を替えてくれず、対応が困難となっていた。約1ヵ月前より当施設(デイサービス)を利用するようになった。かつては「社交的で明るく、かゆい所に手が届く行き届いた主婦だった」と夫が話してくれた。利用初日「ここの男の人にコートを盗られた」という妄想が起こる。自宅では誰かがのぞいていると言い家のカーテンを全部閉める、息子が食べ物を盗った、という訴えがある。Aさんは自宅の風呂をのぞかれることを心配している様子で、入浴ができず自宅で週1回湯を浴びる程度である。清潔の保持が難しい現状がある。デイサービスで入浴を勧めても、「結構です。」と言って入浴しない。
キーワード  余計なことをする人がいる。
 いつも誰かに見られている気がする。
 自立心・介護拒否・もの盗られ妄想。
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事例No. 64 掲載日 2011年01月24日
タイトル 家に帰りたい思いから募る不安 new
事例の状況 Aさんは、週に3~4回の頻度で帰宅欲求があり、ふいに立ち上がったり大声を出したりするなど、不安定になることがある。涙を流し、自分の名前、地名、家族の名前を言い、ここがどこなのか分からないと訴える。しばらく起きてもらうがすぐに「しんどい、横になりたい。」と言い、目が離せない状態となる。立ち上がって歩こうとするため、転倒のリスクが高い。また、不安が高まると、食事を拒否する。安心してもらうよう話をするが、数分後には忘れてしまうため、同じことの繰り返しである。
キーワード 家に帰りたい。 ここがどこなのか分からない。 不安。
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事例No. 65 掲載日 2011年01月24日
タイトル 興奮して、同じ訴えを繰り返す90歳代女性 new
事例の状況 医療の対象となる疾患がないと思われるのに、繰り返し腹痛を訴える。何かにつけ「私は目が見えないから○○できない!」と大きな声で話す。目は不自由だが、スタッフをはっきり見分けており、相手によって訴えの強弱、訴えの内容が異なる。
いったん訴えが始まると、夜中でも同じことを大声で繰り返すため、周囲のほかの入居者も落ち着かない状況となる。
「おなか痛い!」のほか「足痛い!」「家族に電話する!」など、訴えはほぼ決まっている。
キーワード 大声。「おなか痛い!」。ケアの統一。
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事例No. 66 掲載日 2011年02月07日
タイトル 心穏やかに安心して生活していきたい new
事例の状況 一日4回行う眼科処方の点眼薬がある。点眼を行ったことを10分程度で忘れてしまうことがほとんどである。点眼薬をさしても「一度もさしていない」と話す。このほかにも「誰も目薬さしてくれない」点眼後には「違う目薬をさされた。目がつぶれたらどうしてくれるの」と怒りをあらわにすることもある。職員で管理している目薬を「私にちょうだい!」と捜すこともある。目薬にかかわらず、物盗られ妄想がある。ただし、物盗られ妄想は、居室変更を行ってからは軽減してきている。
キーワード 妄想。薬。執着。不安。
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事例No. 67 掲載日 2011年02月07日
タイトル 状態が悪化した後のAさん new
事例の状況 Aさんは昔踊りをやっていたことから、特養利用者を見ると「かわいそうな方たちだ。何かやってあげたい。」という思いが強く、デイサービス利用時に特養利用者のために踊りを披露するということを生き甲斐としていた。状態が悪化し植物や物への執着心が強くなり、生け花や庭に咲いている花、掲示板に貼られている造花や本などを収集することが増えてきた。花を採ろうとし、庭やテラスに出て行き転倒することもあった。ほかにも、「おやつを持ち帰って一つの物を家族と分ける。」と言い張ることもたびたびあり、他者の食べ物(残り物)を食べることも見られるようになった。また、御詠歌に対するこだわりも強く、「仏具が欲しいから仏壇屋に連れていってほしい」「葬式があるから赤飯を200人分炊いてほしい」などの訴えも日に日に強くなってきた。Aさんが収集した物を預からせてほしいことを伝えたり、Aさんが思っていることに対し話をしようとしたりすると急に興奮し、時折手を上げることも見られるようになった。
キーワード 収集癖がある。執着心やこだわりが強く、時折手を上げることにつながる。感情の起伏が激しい。
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事例No. 68 掲載日 2011年02月15日
タイトル 私の気持ちを知って欲しい new
事例の状況 普段は椅子に座り、穏やかな口調で歌を歌ったりしている。時々、独語を言うことがある。被害妄想から突然「警察を呼ぶぞ!」、幻覚に対し「お前が持っていったんだろう!」など話し、怒鳴りだすことがある。そのようなときは職員が声を掛けたり、1対1で対応したりすることで落ち着くこともある。職員がすぐに対応できないときには激しい興奮状態となり、職員の声掛けに対し耳を貸さなかったり、手を振り払ったりすることがある。また、幻覚から怒りの対象が他の入居者に向けられ、暴言を言ったり、本人の声が大きいことにより他の入居者とトラブルになったりしている。そのことで周りの入居者、本人がストレスを抱えている。
キーワード 他者とのトラブル。他の入居者が抱くストレス。本人のストレス。
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事例No. 69 掲載日 2011年02月17日
タイトル 頻回に誰かを呼び、訴える内容がその都度変わるAさん
事例の状況 Aさんは、「おねえちゃん、こっちに来て!」「ここにいて!」と頻繁に職員を呼ぶ。職員が側に行くと、「おねえちゃん大好き。」と抱きついたり、手を握ったり、歌を一緒に歌ったりするが、10分程すると、「うるさい!」「だまれ!」「おまえに言ってない!」「あっちに行け!」と職員をはねのけたり、時には手を上げることもある。また、興奮状態がエスカレートし、物をたたいたり、大声で叫びながら地団駄を踏んだりすることもある。
キーワード 攻撃的な言動。興奮。落ち着かない。どうしたらいいか分からない。
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事例No. 70 掲載日 2011年02月26日
タイトル 怪我やヒヤリハットすることが絶えないAさん new
事例の状況 グループホーム入居当初のころは、不安定ながらも自力歩行できていた。しかし、徐々にふらつきや転倒、ベッドからのずり落ちなど下肢筋力の低下、バランスの不均衡が目立つようになる。歩行器の使用や夜間ポータブルトイレの使用を勧めるも、急な立ち上がりや歩き出し、方向転換、腰くだけがあるために、絶えず目が離せない状況になる。最近では、行動がせっかち、粗雑化が加速し、他人からの抑止が効かない状況である。食事は熱いものや量を多く口の中に入れむせる、割り箸で唇を突いて怪我をしても食べ続ける、入れ歯が気になり出し入れを繰り返し破損する、夜間ポータブルトイレの移乗を繰り返し、座り損なうなどの事故、ヒヤリハットすることが頻発している。ケアスタッフは、大事故につながらないように気が抜けない。Aさんは、そのことを察知してか精神状態が落ち着かないと、昼夜とも排尿回数が増え、トイレの行き来を繰り返している。
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事例No. 71 掲載日 2011年02月26日
タイトル 自分らしさをいつまでも new
事例の状況 Aさんは病院ではハイリスクのためか紐やベルトで拘束されており、眠剤にて終日傾眠があり、食事もあまりとれていなかった。入居以後眠剤を減らしたところ、昼夜逆転傾向が出現する。
本人は、退院後は他の病院で治療をするか家に帰れると思っていたことや、高次脳機能障害から病識が薄く、歩けると思っていることから、介助者の手を払いのけたり「警察を呼べ」などと怒鳴ったりすることがある。
24時間を通して見守りやセンサーの使用が必要であるが、そのためかAさんには拘束感がありスタッフの少ない勤務帯では対応困難になることもしばしばある。家族は病院と施設でのAさんの様子の違いに困惑しており、本人・家族・介護者それぞれが苦しんでいる状態であった。
キーワード (本人・家族・介護者が)互いに受け入れ認め合う
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