「ひもときシートを使ってみよう」
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ひもときシートQ&A

Q1 ひもときシートはどうやって活用すればいいの?
A1 ひもときシートへの取り組みにあたっては、①事例概要シート②ひもときシート③ひもときシートガイドラインの3つのツールが用意されています。詳しくは、ひもときシートの使い方をクリックしてください。
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Q2 ひもときシートの特徴は?
A2 ひもときシートは、パーソン・センタード・ケアを基本に作られており、課題や問題と思っていることを、援助者中心の思考から本人中心の思考に転換していきます。また、シートに取り組んでいくうちに、チームケアの大切さにも気づいていくことができるでしょう。さらに、認知症ケアの対応力向上のために、思考の整理と考え方をチームで共有するための教材として活用していくことも可能です。
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Q3 ひもときシートはアセスメントシートですか?
A3 ひもときシートはアセスメントシートではありません。むしろ、課題や問題に効率よく対応していくために、アセスメントの視点と焦点を定めていくための「前段階の作業」と位置付けることができます。事実情報の集積や分析をするアセスメントとは異なり、暗中模索の状態で根拠のない対応をやみくもに繰り返す状況から、少しでも事実と根拠に基づいたケアにつなげていくための「思考の整理」と考えてください。
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Q4 ひもときシートを使えば徘徊等がおさまるのですか?
A4 ひもときシートは、困り事の本質が何かを見つけていくために、事実に基づきながら援助者の思考を整理したり、展開させたりするためのものです。その先には、困り事の解決につながるものがきっと見つかるはずです。ただし、あなた自身が「徘徊」だと思って困っていることが、ご本人にとっての困り事とは限りません。本人は、他の悩みや困り事があるからこそ、歩き続けてしまうのかもしれませんし、歩き続けている理由を伝えられずに困っているかもしれません。ひもときシートは、援助者が本人の立場になって、課題に向き合うためのツールです。
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Q5 ひもときシートはどのような活用方法がありますか。
A5 ひもときシートは、援助者がケアを提供していく上で、困難を感じたり、課題解決ができず悩んだりしているときに、その悩みなどを軽減し、ご本人の立場に立ったケアを提供するのに役立つツールです。従って、悩んだり、困ったりしたときはもちろんですが、自分たちが提供しているケアに自信が持てない場合にも活用できます。
特に、認知症ケアはチームワークを大切にするので、一人ひとりの援助者が、ひもときシートに基づき思考を整理しながら、それぞれの考えをチーム全員で確認し、検討することで、チームアプローチの方向性が定まります。また、活用次第では組織の体制やケアの改善にもつなげることのできるので、活用範囲の広いシートです。

実際にひもときシートを使用した人からは、次のような意見が寄せられています。
「職場の研修で、1つのケースについてひもときシートにそれぞれに記入してみました。同じケースにおいても、皆それぞれに見えていること、感じていることが異なり驚きました。ケースについて互いの不足していた視点を補うことができ、チームの連携の大切さを学ぶと同時にケアプランに活かすことができました。」
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ひもときシートガイドライン・ダウンロード