お知らせ
3月の土曜の音楽カフェ♪。
春の暖かな日差し中、アマビーレギターさんの「さくらさくら」や「春がきた」等、春一色の音楽の中、カフェは今回もたくさんの方にお越しいただきました。
今回のミニ講話は寺岡調剤薬局の森川雄一さんから「薬剤師から聞く薬と認知症のはなし」をテーマにお話をいただきました。
普段飲んでいる「薬」について、楽しく分かりやすくお話いただきました。
例えば、薬の服用は、ほとんど「食後」ですよね。
これは、「必ず食後じゃないとダメ」ということではなく、「忘れずに飲むため」だそうです。実際は、食事の前だろうが後だろうが変わらないとのこと。「忘れないように飲む」ことが、なによりも大切なことだそうです。今、森川さんが取り組んでいらっしゃるのが、希望者のお宅に訪問し「お薬カレンダー」に薬をセットし、一週間ごとにチェックをして何を飲み忘れているかを把握して、内容を主治医に連絡をするようにしているそうです。現在は泉区の調剤薬局で「薬剤訪問管理指導」をやっているかどうか確認できるそうですよ。
また、ドラックストアで市販されている薬を飲む時には、眠くなる成分や身体に負担がかかってしまう成分が入っていたり、今飲んでいる薬の成分を妨げてしまう可能性がある場合があるので、病院の先生や調剤薬局の方に相談してから購入するといいとアドバイスをいただきました。
また、地域の訪問看護ステーションと連携をしている「認知症対応薬局」があるということも教えていただきました。
そして、最後に森川さんからお願いということで、お薬手帳のお話を頂きました。
今から8年前の東日本大震災の時、お薬手帳が無く何の薬を飲んでいたかが全くわからず亡くなってしまった方がいらっしゃったそうです。なので、お薬手帳や何を常に飲んでいるか等わかるものを持っていてもらうと医療関係者としてとても助かるということでした。
お薬のことで不安なことがある時、調剤薬局に相談しに行ってみましょう。
次回のミニ講話のテーマは「ゆっくり考える認知症の人のこころ」。
お話しいただくのは、認知症介護研究・研修仙台センター 加藤 伸司センター長です。
ぜひ「土曜の音楽カフェ♪」にいらして、認知症や高齢化についてゆるやかに学び、音楽を聞きながら語り合いませんか?
また、地域の方、専門職の方との出会いの場でもあります。
純オランダ式のカフェタイムを体験しに来てください。
日 時 | 平成31年4月6日(土) 13:30~15:15ごろ |
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会 場 | 東北福祉大前駅 ステーションカフェ(駅の目前です) ※駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください。 |
交 通 | 最寄り駅 JR:東北福祉大前駅 |
参加費 | 無料(コーヒー、紅茶、お菓子を用意しました) |
申込み | 予約は特にいりません。誰でも参加できます。 |
チラシ | こちらからダウンロードしてご利用ください。チラシ |
お問合せ先 | 認知症介護研究・研修仙台センター TEL 022-303-7550(平日9:00~17:30) 国見地域包括支援センター TEL 022-727-8923(平日9:00~17:30) |
今回のテーマ 「ゆっくり考える認知症の人のこころ」 | |
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【第1部】 13:30 | カフェタイムと音楽 |
【第2部】 14:00 | ミニ講話 「ゆっくり考える認知症の人のこころ」 認知症介護研究・研修仙台センター 加藤 伸司センター長 |
【第3部】 14:30 | カフェタイムと音楽 |
【第4部】 14:50 | Q&Aとカフェタイム |
※公共交通機関をご利用ください。
※介護相談コーナーもあります。(介護者・ご本人大歓迎)
※見学も大歓迎です!(多数の場合は事前にお知らせください。)
※東北福祉大学と仙台市の認知症対策推進協定(平成26年12月締結)の一環で開催されています。
※認知症カフェは、国の認知症施策推進総合戦略(新オレンジオプラン)に位置付けられています。
詳しくは、チラシをご覧ください。
今後の予定:
平成31年5月11日(土) 13:30~15:15ごろ
テーマ 「わかりやすい認知症の最新情報」 認知症介護研究・研修仙台センター 矢吹知之さん
※いずれも、場所、時間は今回と同じです。